メニュー

骨検診 どちらにするの L? F? or L & F?-Choice and Chance-

[2026.06.01]

DXA(デキサ)法による骨密度検査において、骨粗鬆症の診断・評価には「腰椎(L)」と「大腿骨頚部・近位部(F)」の両方を測定することが推奨されています。どちらか一方を選択する必要がある場合は、被検者の年齢や既往歴、合併症などによって使い分けるのが一般的です。部位選択の基準は、対象が比較的若い年齢層(骨代謝が活発なため変化を捉えやすい)や50~60代の閉経後女性の場合、測定部位として腰椎が選択され、70歳以上の高齢者や寝たきりの原因となる「大腿骨近位部骨折」のリスクを評価したい場合は、測定部位として大腿骨頚部・近位部が選択されますが、特に制約のない場合は両方の部位で測定します。「なぜ、両方の部位を測定するのか?」は、リスク部位の乖離(腰椎は正常でも大腿骨が低値の場合、あるいはその逆の場合もある)を認めることがあり、当然ですが、正確な診断(骨粗鬆症のガイドラインでは、腰椎・大腿骨(頚部・近位部)のうち、いずれか低い方(YAM %またはTスコア)で診断)を求めるからです。また、腰椎のみを測定した場合、変形性脊椎症などの影響を受け、高齢者は腰椎の変形により骨密度が高く出てしまう(偽高値)場合があるため、大腿骨(頚部・近位部)の測定も必須となります。人工股関節術後などのケースでは、左側に人工股関節のある場合は右側の大腿骨を、両側に人工股関節のある場合は、インプラント処理下で測定するか、腰椎のみを測定します。検査時間は、最新のDXA検査機器では、腰椎と大腿骨の両方を連続して短時間(検査時間は正味 40秒+20秒=1分)で測定可能です。総合的にみて、正確な診断のためには「腰椎+大腿骨」の両部位セットでの測定が推奨されます。

HOME

▲ ページのトップに戻る

Close

HOME

SRC AI チャットに質問