「人生は1度きり(You Only Live Once)」 -Diversity, Equity, Inclusion and Belongingー
「人生は1度きり( You Only Live Once)」。付け加えると「1度しかない人生を自分らしく楽しんで生きよう」となるか。新型コロナウイルス感染症の蔓延を契機に、パンデミックを経験することで、多くの人々が自身の人生やキャリアを振り返って見直すようになり、リモートワークが進むことで、働くことを含めた、人々の価値観や人生観も変わって来たとされている。
働き方改革はともかく、労働者の職場に対する帰属意識は薄れ、世界的には大量の退職者が後を絶たない現象が生じていた様で、今後の日本国内の労働市場も例外ではないだろう。
男女平等(機会均等)は既に過去の話となり、今やLGBTQ+の時代で、多様性社会はますます進み、職場や雇用主に求められる考え方として、下記の4つが挙げられ、国際的にも重要視されている。
Diversisty(多様性):性別・人種・年齢・能力・障害の有無・価値観など様々な違いを持った人々が職場において共存している状態で、人材の多様性を認め、互いに受け入れ合うこと。
Equity and Inclusion(公平性と包摂性):上記に挙げられた人材の属性に捉われることなく、平等に機会が与えられ、一体感を持って働く環境があること。もしくは、その能力を最大限発揮できる職場環境をつくること。※日本には未だ馴染みの薄い考え方とのこと。
Belonging(職場への帰属意識):人々がありのままの自分で周囲に受け入れられ、職場に居場所があると感じられる状態。
つまり、個々人の持つ多様性を認め、人材を誰一人無駄にすることなく、その多様性を活かし、そのために平等性ではなく、公平性や社会的格差を意識して組織運営に当たることが重要で、職場の心理的安全性を確保することやチームワークを促すこと、就業時間内に社会的交流の場をつくることが、職場への帰属意識を高めることに繋がると言われている。
引用元:「Diversity & Inclusion 入門 JMAM」
引用元:「Diversity, Equity, Inclusion, and Belonging IEEE Systems Council」 引用元:「NEURODIVERSITY」
引用元:「Diversity and Inclusion World Economic Forum」
参考:「ニューロダイバーシティの推進について(経済産業省)」
参考:「日本における職場のニューロダイバーシティ ~基礎知識と社会実装に向けた論点整理~」
参考:「ニューロダイバーシティ社会に向けて(ニューロダイバーシティプロジェクト)」
「You Only Live Once. Don't Think Twice, It's All Right.」