施設案内Facility
整備・更新中 Facility Under Construction, Currently Being Updated
さくら街道クリニックにおけるバリアフリー・ユニバーサルデザイン化 Universal Design and Barrier-Free in Sakura Road Clinic
「障害者や高齢者に限らず、患者や家族、スタッフも含めた誰もが安心して利用しやすい、全ての人にやさしいクリニックをつくることを目指します」
「誰もが情報通信技術(ICT:Information and Communication Technology)の恩恵を受けられる情報バリアフリー社会の実現に貢献できるように努めます」
外構・エントランス Exterior and Entrance
コミュニティー(地域社会)における街づくりの実践として、西北の道路に面するクリニック敷地周囲の敷石やU字溝を改修し蓋でカバーすることにより安全を確保し、アクセシビリティを改善しました。また、敷地西側にある東電電柱の北側に伸びた支線を撤去・移設し、自治会の承認を得て、ゴミステーションを電柱後方南側に移設することで、クリニック前の車両通り抜けが可能となっております。(※ なお、これらの補修や整備にかかる費用は全てクリニックで負担しており、市や自治会などからの補助は一切受けておりません。)
これにより、クリニック北側の道路に面したエントランス正面前方スペースには、高齢者や障害者、車椅子の方などを乗せて来院された車や救急車が車寄せとして利用し、一時停車することが可能となっております。(そのため、クリニック正面前方スペースへの車の駐車は原則控えて戴いており、知らずに駐車された方には、最寄りのクリニック駐車場を御案内させて戴いております。)
さくら街道クリニックのエントランスには階段とスロープがあり、踊り場(平らな部分)を含め、傍には手摺りを設置してあります。特筆すべきはスロープで、その勾配(傾き)は手動車椅子の人が自操できる程度で、急になり過ぎないように配慮して設計してあります。その結果、距離の長いスロープとなり、途中で休めるように踊り場を設けてあり、踊り場で180°転回し進行方向を変える必要があります。その際、一見すると狭く見えるスペースですが、さくら街道クリニックのスロープは、チルト・リクライニング車椅子はさることながら、何とベッドやストレッチャー、チルトテーブルに至るまで通ることが可能であり、既に実証済です。
院内設備
多機能トイレ・排尿機能検査室 Accessible Toilet and Urinary Function Test Room
院内にある多機能トイレは、車椅子の方が使用できるように、出入口や室内のスペースが広く、段差がありません。車椅子から便座に移乗する際に掴む手摺りが両側に設置されています。また、当院では尿検体の採取と提出を行う個室であるとともに、排尿機能検査室も兼ねており、様々な機能を備えています。待合室には来客用トイレが別にもう1部屋あります。
医療機器
最新鋭のマルチスライスCT装置を導入
(Supria Advance FR)
画像処理速度50%向上・高精細・高画質・0.625㎜サブミリスライス撮影
被検者負担軽減(体動補正・はみ出し補正・アーチファクト・ノイズ低減)
X線診断システム・DR(デジタル化)
(CLINIX3/FUJIFILM CALNEO シリーズ)
医療用画像情報管理システム(PACS)を導入
(SPINE-2/SYNAPSE ワークステーション)
FCRやCTなどの各種撮影画像を一元管理、スムーズな読影や院内共有を実現する
サーバシステム。
安定稼働のフィルムレス運用PACS、簡単操作で素早く画像をピックアップ可。
胸部X線画像病変検出可能なAI技術を搭載する拡張ユニットを導入
(CXR-AID/EX-Mobile)
AI技術を活用し、肉眼では見落としやすい所見も捉え、胸部単純X線画像診断を
支援。自動解析により主要な肺疾患の画像所見である結節・腫瘤影、浸潤影、気胸
の3所見が疑われる領域を検出し、ヒートマップとスコア表示機能でマーキング可。
腰椎・大腿骨用X線(DXA法)骨密度測定装置を導入
(ALPHYS LF)
骨粗鬆症の診断および治療効果判定に最も用いられ、精度にも優れ、ガイドライン
上も推奨されているDXA法(標準検査法)にて、腰椎・大腿骨での撮影が可。
解析付心電計
(FCP-8000シリーズ)
血圧脈波検査装置を導入
(VS-3000シリーズ)
CAVI(血管の硬さ)、ABI(血管の詰まり)、血管年齢が測定可。
呼吸機能検査機器(電子スパイロメータ―)を導入
(SP-370COPD肺Per+/肺Per/マイクロスパイロ HI-801)
COPDの早期発見および重症度判定が可。
尿流量測定(ウロフロメトリー)装置を導入
(TOTOフロースカイ)
いつものようにトイレで排尿するだけで検査可。
(測定開始→排尿→測定終了→後片付け・洗浄(流す))
膀胱用超音波画像診断装置 ブラッダースキャン を導入
(BVI 6100)
ワンタッチの簡単操作で患者負担の少ない非侵襲な膀胱内尿量定量が可。
診断補助や治療方針選択、治療後の排尿管理や経過観察、
社会復帰へ向けたリハビリテーション、排尿自立支援に有用。
体成分分析装置(医療機器)を導入
(InBody 720/InBody S10)
DEXAとの相関係数0.98、精密度99%の高い再現性。
体水分、筋肉量等を分析可、サルコペニアや低栄養の診断補助に有用。
全身振動刺激機器装置(Power Plate)を導入
(Power Plate pro6+ -Power Plate Whole Body Vibration)
パワープレートの使用は、運動療法の訓練効果を加速し、血流、代謝率の増加、
バランスの改善などの効果が得られ、筋力や柔軟性を向上させ、骨の健康を
改善するのに役立つことが示されています。その有効性は数十の医学的および
科学的研究でも証明され、脳卒中後の片麻痺患者に対する患側痙縮抑制効果と
健側機能強化の有効性も示され、科学的根拠が蓄積されてきています。
最新の自動体外式除細動器(AED)を導入
(AED-3250:オートショックAED)
電気ショックが必要と判断した場合には、自動で電気ショックを実施。
バイスタンダーが救命処置を行う際の心理的負担を軽減することは
救命率や社会復帰率の向上を目指す上で重要。
最新の電子カルテ・診療支援システムを導入
(BrainBox Cloud)
クラウド上と院内にサーバーを有し、非常時には両方から復旧可。
緊急往診時などの院外使用に対応可。